クラウド会計ソフトの利用率は年々増加しており、2021年5月のMM総研の調査では過去最高の伸びを記録しています。
(出典:クラウド会計ソフトの利用状況調査 (株式会社MM総研2021年4月末))
クラウド会計ソフトを利用している個人事業主が実際に利用しているクラウド会計ソフトは、事業者別では、「弥生」が半数以上のシェアを占めておりもっとも多く、続いてベンチャー系の「freee」「MFクラウド」が後を追いかける形となります。
「MFクラウド」は、2020年4月の調査時に「freee」に逆転され、今回も少しシェアを落としています。
榧野国際税務会計事務所では、「弥生」「freee」「MFクラウド」のシェア上位3社に完全対応しています。
(出典:クラウド会計ソフトの利用状況調査 (株式会社MM総研2021年4月末))
クラウド会計ソフトを選ぶ際には、どのような目的(メリットを得るため)でクラウド会計ソフトを選択するのかを整理すると判断しやすくなります。
同じクラウド会計ソフトでも事業者によって個々の特長・サポート体制の違いなどがありますので、各事業者が設けている無料お試し期間を利用して実際に操作してみることが大切です。
対応している金融機関・クレジットカード等の確認
クラウド会計ソフトの最大のメリットである自動連携機能に、日常の業務で利用している銀行口座やクレジットカードが対応しているかどうかを確認する必要があります。
freeeやMFクラウドでは、ほとんどの金融機関やクレジットカード会社に対応していますが、一部の地方銀行や電子マネーには対応していない場合がありますので、必ず確認をしてください。
使い心地やデザインの確認
クラウド会計ソフトは、一度導入した後は長く使っていくものです。システムの設計やユーザーインターフェイスが自分にあっているかどうかを無料体験版などを使用して確認する必要があります。
スマホ対応の確認
現金支払い時のレシート・領収書をスマートフォンで撮影して自動仕訳を作成したり、試算表をスマートフォン上で手軽に確認することができるかどうかなど、スマホ対応の状況を確認する必要があります。
会計業務以外の業務への対応の確認
将来的に人事労務業務などもクラウド化したいと考えている場合には、クラウド会計ソフトがこれらの業務に対応しているかどうかを確認する必要があります。
伝統的な中小企業向けの会計ソフトといえば弥生シリーズ!
会社の成長に合わせて活用できる機能も多く、万能選手といったところです。
クラウド会計ソフトのシェアNo.1といえばfreee!
完全クラウドのため導入がとても簡単!
基本プランで使える機能も多く、小規模な事業者がはじめて選ぶ会計ソフトにぴったりです。
freeeに次ぐ人気クラウド会計ソフトといえばMF(マネーフォワード)クラウド!
完全クラウドのため導入がとても簡単なのはfreeeと同様ですが、コストパフォーマンスの面からはMFクラウドが一歩リードしています。