弥生会計は、freeeやMFクラウドとは異なり、個々のPCBにインストールして利用するスタンドアロン型のソフト(弥生会計XX)とクラウド型のソフト(やよいの青色申告オンライン)の2種類があります。
従来型(スタンドアロン型)の弥生会計は、勘定科目や固定資産の計算においてユーザーが自由に設定できる範囲が広く、また、関連書籍やマニュアルも豊富に出版されています。歴史ある会計ソフトであるため、個人的には、最も完成度の高い会計ソフトのひとつであると言えると思います。
一方で、クラウド型の弥生会計は、PCへのインストールが不要、Macに対応している、「かんたん取引入力」を使用できるなどのメリットがありますので、Macユーザーやビジネスの規模がさほど大きくない個人事業主や法人にちょうど良い選択になると思います。
従来型(スタンドアロン型)
クラウド型
従来型(スタンドアロン型)の弥生会計の特長はなんといっても、会計ソフトとしての長い歴史から培われてきた使いやすさと動作の軽快さにあると言えます。
クラウド型の会計ソフトが便利な面もありますが、企業規模が大きくなるにつれて内部の会計システムをこれに対応させる、といった場面では、自由度の高い従来型(スタンドアロン型)の弥生会計に分があります。
また、従来型(スタンドアロン型)の弥生会計では、スタンダード、プロフェッショナル、ネットワークの3グレードがあり、それぞれの対象ユーザーは下記のとおりとなります。
(スタンドアロン型のポイント)
クラウド型の弥生会計(やよいの青色申告オンライン)の特長は、「かんたん、やさしい」をテーマに、経理の初心者に合わせたシステム設計がなされている点にあります。
かんたん取引入力やスマート取引入力により、自動で仕訳を行うことができるので、帳簿作成の手間が軽減され、各種レポートや決算書類の作成機能も揃っていますので、初めての会計ソフトとしては必要十分なスペックです。また、WindosだけでなくMacにも対応している点が人気の秘訣となります。
(スタンドアロン型のポイント)